哲学・思想(海外)


『なぜこれまでからこれからがわかるのか 

青土社  成田正人 著  

四六判 288頁 本体2600円+税 2022年9月下旬刊行予定

 

『普遍法

ぷねうま舎  ジャン・バッティスタ・ヴィーコ 著  

四六判 384頁 本体3600円+税 2022年5月刊行予定

 

『ちいさな存在の美学

月曜社 ダヴィッド・ラプジャード 著  

四六判 176頁 本体2400円+税 2022年4月刊行予定

 

『概念と生

名古屋大学出版会 多賀茂 著  

四六判 268頁 本体3000円+税 2022年3月刊行予定

 

『散文のイデア

月曜社 ジョルジョ・アガンベン 著   

四六判 256頁 本体2800円+税 2022年3月刊行予定

 

『ドゥルーズと革命の思想

以文社 鹿祐雄嗣 著 

四六判 424頁 本体4200円+税 2022年1月下旬刊行予定

 

『人文学のレッスン

水声社 戸塚学 他 編 

四六判 320頁 本体2500円+税 2021年12月刊行予定

 

『問題=物質となる身体

以文社 ジュディス・バトラー 著 

 A5判 448頁 本体4200円+税 2021年5月刊行予定

 

『ジャック・デリダとの交歓

文化科学高等研究院出版局 風間賢二 著 

新書判 192頁 本体1300円+税 2021年5月下旬刊行予定

 

『フーコーの風向き

青土社 重田園江 著 

 四六判 上製 416頁  本体3200円+税  発売中 

 

 『図鑑 世界の哲学者

東京書籍 サイモン・ブラックバーン 監修 

 B5変型判 上製 360頁  本体4200円+税  2020年8月刊予 

 

 『ドゥルーズ「意味の論理学」の注釈と研究

岩波書店 鹿野裕嗣 著 

 A5判 上製 784頁  本体7500円+税  2020年2月刊予

 

 『世界を読み解く一冊の本

  百科全書 世界を書き換えた百科事典』

慶応義塾大学出版会 井田尚 著

四六判上製 224頁 予価2400円+税 2019年8月刊

 

 『コレージュ・ド・フランス講義草稿 1959-1961』

みすず書房 モーリス・メルロポンティ 著 松葉 他 訳

A5判 550頁 予価7800円+税 1月下旬刊

 

〈ウィトゲンシュタイン『哲学探究』を読む①〉

哲学探究」とはいかなる書物か 理想と哲学 

勁草書房 鬼界彰夫 著

9月下旬刊行予定

 

『わたしは不思議の環 (仮)

白揚社 ダグラス・ホフスタッター 著、片桐恭弘・寺西のぶ子 訳

白揚社創業100周年記念出版/ロサンゼルス・タイムズ図書賞受賞

1979年に刊行されるやアメリカ出版界の話題を独占した『ゲーデル、エッシャー、バッハ』(GEB)。本書はそのGEBの続編ともいえる作品で、ゲーデルの不完全定理、自己言及、アナロジーなどの多彩なトピックと、一流の文学のように豊かな文章を駆使しながら、私とは、意識とは、考えるとはいったい何なのか、命をもたない物質からそれらはどうやって生じるのかといった難攻不落の問題に迫ります(そのキーワードになるのがGEBの副題でもあった「不思議の環」という概念です)。

認知科学の大家でありベストセラー作家でもある著者が、自身の知見をすべて注いだ新たなる知の金字塔。これぞ本物の読書体験!と言えること間違いなしの渾身の一冊です。

菊判 上製 620頁 本体5000円+税 7月中旬刊行予定

 

『ボーヴォワール』

法政大学出版局 ジュリア・クリステヴァ 著、栗脇永翔・中村彩 訳

ボーヴォワールはその生涯と作品によって女性の解放を体現し、女性が職業に就き政治に参与する権利のための人類学的=人間学的革命を起こした。近代的家族観を脱神話化し、不調和をはらみつつも自立した個々人が対話を試みる思考の場としての新たなカップル像を提示した彼女の思想を、フレンチ・フェミニズムの諸潮流と深く関わりながらときに批判的な眼差しを向けてきたクリステヴァはいかに読んだか。

四六判 上製 286頁 定価:本体2916円+税 5月下旬刊行予定

 

『人新世の哲学 ―思弁的実在論以後の「人間の条件」

人文書院 篠原雅武 著

「人新世(じんしんせい)/Anthropocene(アントロポセン)」とは、二〇〇〇年にノーベル化学賞受賞者パウル・クルッツェンによって提案された造語。人類の活動が地球の生態系や気候に大きな影響を及ぼすようになった時代を指す地質学的な用語。日本での紹介は遅れているが、海外では思想的にホットなテーマとなり、著作が続々とあらわれている。近年の思弁的実在論やオブジェクト指向存在論といった、物質性を重視する新しい実在論も、こういった流れと無関係ではない。

本書では、人新世という概念を紹介し、現代における「人間の条件」を深く思考したアーレントを読み直すことで、新時代における人間の条件を問う。人間と環境の関係が地球規模で変化する時代の、思想的マニュフェストにして、著者の飛翔作。

四六判 並製 260頁 本体2300円+税 2018年1月中旬刊行予定

 

『反政治 ―HAPAX7』

夜光社

アンドリュー・カルブによる「エイリアンと怪物――『ダーク・ドゥルーズ』における革命」は、先頃刊行された自著『ダーク・ドゥルーズ』への導入として、「アントロポセーン」と呼ばれる地質学的年代に生きるわれわれにとって、革命とはいったいどのようなものでありうるかを論じたもの。また、カルブらが集団で主宰する雑誌「ホスティス」創刊号における、その宣言ともとれる長文の巻頭論文「残酷の政治について」、及びその補足的内容の同誌第2号の「残酷な政治についての5つのテーゼ」を合わせて収録。

四六判変形 約190頁 予価:本体1200円+税 4月中旬刊行予定

 

『ドゥルーズ 思考のパッション(仮)

河出書房新社 モンテベロ 著、鈴木泉 訳

ドゥルーズの思考を「非人間」的なるものへの探究として再構成して、その後のドゥルーズ論を根底から変えたドゥルーズ論の名著。

四六判 320頁 予価:本体4000円+税 4月20日刊行予定