人類学・民俗学


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『ギニア湾の悪魔

世界思想社  村津蘭 著 

四六判 448頁 本体4800円+税 2023年1月刊行予定

 

『苦難と微笑の国(仮)

青土社  鄭炳浩 著  

四六判 392頁 本体2600円+税 2022年9月刊行予定

 

『動物倫理の最前線

人文書院  井上太一 編  

四六判 360頁 本体4500円+税 2022年5月刊行予定

 

『不揃いな身体でアフリカを生きる

世界思想社 仲尾友貴恵 著  

四六判 392頁 本体3600円+税 2022年3月刊行予定

 

『木地屋と鍛冶屋

七月社 桐村英一郎    

A5判 96頁 本体1200円+税 2022年2月刊行予定

 

『チョンキンマンション

青土社 ゴードン・マシューズ 著 

四六判 336 定価:本体2400円+税 2021年1月刊行予定

 

『ヒップホップ・モンゴリアン

青土社 島村一平 著 

四六判 440 定価:本体2800円+税 2021年1月刊行予定

 

『リターンズ 21世紀に先住民になること

みすず書房 ジェイムズ・クリフォード 著 

A5判 400 定価:本体5400円+税 2020年12月刊行予定

 

『蛇神をめぐる伝承 古代人の心を読む

青土社 佐佐木隆 著 

 四六判 224頁 予価:本体1800円+税 2020年9月刊行予定

 

 『モノ申す人類学』

青土社 長谷川眞理子 著

 四六版 並製 約176頁 定価:本体1600円+税 2020年2月刊予

 

『琉球列島の里山誌 おじいとおばあの昔語り

東京大学出版会 盛口満 著

A5判 上製 264頁 本体4000円+税 2019年1月上旬刊行予定

 

 『カール・ポランニー伝』

平凡社 ガレス・デール 著、若森みどり ほか訳

名著『大転換』の著者にして近年再評価著しい経済人類学者カール・ポランニーの初の評伝。市場経済の最もオリジナルな理解者が生涯をかけて追及した経済の在り方を問う。

四六判 536頁 予価:本体3800円+税 12月刊行予定

 

『被差別民の起源』

河出書房新社 菊池山哉 著

日本の被差別民を研究した、1923年刊の処女作で、発禁になった「穢多族に関する研究」の初めての復刊。解説=礫川全次。

四六判 420頁 2600円+税 5月下旬刊行予定

 

『諏訪学』

国書刊行会 山本ひろ子 編著

独自の文化が現在でも脈々と受け継がれる土地、諏訪。

諸分野の研究者が結集し脱領域に信仰、三信遠の宗教芸能、さらに神話考古から、極めて特異なその信仰・文化体系を明らかにする。

A5判 上製 約490頁 定価:本体3600円+税 3月下旬刊行予定

 

『われらみな食人種(カニバル) レヴィ=ストロース随想集

創元社 渡辺公三 監訳、泉克典 訳

人類学者レヴィ=ストロースが、晩年にイタリアの日刊紙『レプブリカ』に連載した時評エッセイ集。時事ニュースを大胆な連想と構造人類学的思考で深め、パズルを解くように描き出す。巻頭には若き日の論考「火あぶりにされるサンタクロース」を収録。

四六判 並製 予価:本体2000円+税 2018年2月下旬刊行予定

 

『イメージの人類学』

せりか書房 箭内匡 著

ここ20-30年の間に従来の「未開社会の研究」――いわゆる20世紀の「古典的人類学」(民俗学・文化人類学・社会人類学)から「現代的な人類学」へのある決定的な変貌――人類学の根本概念である実態的な「文化」・「社会」の概念を消去し、なおかつ映像と言葉の境界を取り払った新たな人類学の全体像――「イメージの人類学」=スピノザ主義人類学を構想する。

A5判 380頁 並製 予価:本体3200円+税 2018年2月上旬刊行予定

 

『現代思想 2017年12月号 特集*人新世(仮)

青土社

ノーベル化学賞受賞者P・クルッツェンが提唱した「人新世」とは、人間の活動による環境の変動によって、新たな地質学的時代が始まったという仮説である

地球という惑星の中で、人間はいかなる位置を占めているのか。そして環境システムの全地球的・不可逆的転換という超巨視的なスケールの変化に私たちはいかに向きあうことができるのか。

定価:本体1400円+税 2017年11月27日刊行予定

 

『折口信夫 民俗学の場所』

勉誠出版 伊藤好英 著

巨人の拓いた沃野から――。

その学の領域はとてつもなく広い。芸能、文学、歌、天皇、神話、言語……。全体を掴むのは容易ではない。巨人は、後世に何を残したのか。愛弟子・池田彌三郎から薫陶を受けた著者が、巨人の学問の全領域を整理し直し、さらに新たな展望を開く。「まれびと」「ほかひびと」の先に見えたのは、韓国・台湾そしてアジアに拡がる広大な「民俗」のつながりだった。アジアを見渡す視野から、新たに折口学の場所を見つめる。

A5判 上製 カバー装 408頁 本体6500円+税 2017年1月刊行予定

 

『日本の「アジール」を訪ねて 漂白民の居場所

河出書房新社 筒井功 著

国家の統治が及ばなかった「聖域」アジールの実際を、漂白民、被差別民が拠り所とした洞窟などを取材して描く民俗ノンフィクション。

四六判 224頁 予価:本体2200円+税 10月20日刊行予定

 

『オニ考 コトバでたどる民間信仰

勁草書房 山口建治 著

漢字「鬼」がオニと訓まれるようになったのは、瘟(疫)鬼を払う中国の民間儀礼「郷儺」が、7~8世紀ころの日本列島に伝わったからだとの仮説にもとづき、その波紋を読み解きつつ伝来の道筋を明かす。補論として、ういろう、くぐつ、さるがう、おこなどは、中国の民間語彙が伝わり和語化した語であると指摘し、種々の誤解を正した。

四六判 上製 300頁 予価3024円(本体2800円+税) 3月下旬刊行予定

 

『バリ島巡礼 集住の村々を探る』

鹿島出版会 中岡義介、川西尋子、大谷聡、後藤隆太郎 著

世界が憧れる暮らしぶりを説き明かす生活空間学。集まって住むかたちの豊かさを探究し、「村の集合体」を全島踏査。ほどほどの生産活動とスピリチュアルな日常生活を読み、成熟社会の理想像を採取する。

A5判 上製 168頁 予価:本体2800円+税 3月9日刊行予定

 

『大山猫の物語』

みすず書房 クロード・レヴィ=ストロース 著、渡辺公三ほか訳

主著『神話論理』(全5巻・みすず書房)に連なり「小神話論理」と呼ばれる三部作、『仮面の道』(新潮社)『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房)を継ぐ第三冊であり、20世紀最大の思想家のライフワークの文字通り終結をなす書である。北アメリカのオオヤマネコ神話を軸に『神話論理』(『裸の人』)以後の成果を詳らかにし、著者晩年の思索をしるす。

四六判 392頁 予価5400円 9月上旬刊行予定